世界遺産

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世界遺産めぐり



世界遺産めぐり



京都には世界遺産に登録されている社寺や城がたくさんあります。
言わずと知れた、清水寺、金閣寺、銀閣寺など、
日本文化の詰まった世界遺産のうち、いくつかの社寺をご紹介します。




●清水寺(きよみずでら)


1994年(平成6)「古都京都の文化財」として、
世界文化遺産に登録されました。


平安朝以来親しまれてきた観音信仰の霊場で、
西国三十三所めぐりの第16番の礼所にもなって
います。

奈良時代、778年(宝亀9)、延鎮上人が音羽の滝の上に庵を結び、千手観音を
祀ったのが始まりで、798年(延暦17)、坂上田村麻呂が、十一面千手観音立像を
安置するために仏堂を建てたといわれています。

舞台のある本堂は、139本の柱に支えられていて、山際から張り出した
懸崖(けんがい)造りです。

徳川家光が1633年(寛永10)に再建したもので、国宝に指定されています。

石段の下には、飲めば長寿、健康、学問に御利益があるといわれる、
3筋の水が流れる「音羽の滝」があります。
寺名の由来であるこの滝の清水は、「金色水」「延命水」とよばれています。

重要文化財の「三重塔」もあります。




●金閣寺(鹿苑寺)
(きんかくじ(ろくおんじ))


1994年(平成6)「古都京都の文化財」として、
世界文化遺産に登録されました。


室町時代に足利三代将軍義満が築いた山荘です。

後に臨済宗相国寺派の禅寺になり、鹿苑寺と
改められました。

鏡湖池にたたずむ3層の楼閣の金閣は、昭和25年に焼失し、昭和30年に
再建されたものです。

1層は寝殿造りの「法水院」、2層目は武家造りの「潮音洞」、3層目は唐風の
「究竟頂」となっていてます。

また、池泉回遊式庭園は室町時代を代表する名園として知られています。





●銀閣寺(慈照寺)
(ぎんかくじ(じしょうじ) )


1994年(平成6)「古都京都の文化財」として、
世界文化遺産に登録されました。


文明14年(1482)8代将軍足利義政が、
祖父の義満が建てた金閣寺にならって、
山荘の東山殿を建立したのが始まりです。

義政の死後、臨済宗相国寺派の禅寺に改められ、名称も義政の法号にちなみ
慈照寺と名付けられました。

観音殿(銀閣寺)は国宝で、心空殿と呼ばれる住宅である下層と、
聴音閣と呼ばれる仏堂である上層の、2つの様式が組み合わされています。

本堂へ続く東求堂(とうぐどう)も国宝で、同仁斎(どうじんさい)という現存最古の
書院造りの部屋があります。

西芳寺(苔寺)の庭園を模して作庭された庭園は、特別史跡、特別名勝で、
枯山水庭園の上段と、池泉回遊式庭園の下段に別れていて、中央に錦鏡池が
広がっています。





●龍安寺(りょうあんじ)


1994年(平成6)「古都京都の文化財」として、
世界文化遺産に登録されました。


1450年(宝徳2)、細川勝元が徳大寺家の別荘を
譲り受け、禅寺に改めたのが始まりです。

二度の火災で焼失して、現在の建物は西源院の建物を移築したものです。

石庭として大変有名な、方丈庭園(史跡・特別名勝)は三方を築地塀に囲まれた
枯山水の平庭です。

白砂の上に15個の石があり、東から西へ7・5・3個という石組みで
配置されています。

虎の親子が大河を渡っている様子を表現しているとも解釈されることから、
「虎の子渡しの庭」とも言われています。

境内には、秀吉が賞賛したといわれる、「侘助椿」もあります。





●仁和寺 (にんなじ)


1994年(平成6)「古都京都の文化財」として、
世界文化遺産に登録されました。


真言宗御室派の総本山で、皇室と密接な
関係を持つ門跡寺院として格式を誇っています。

888年(仁和4)、宇多天皇創建による門跡寺院で、年号を寺名としました。

応仁の乱(1467-77)で多くを焼失しましたが、寛永年間(1624-44)に再興しました。

京都御所の紫宸殿を移築した「金堂」(国宝)をはじめ、左右に金剛力士を安置した
「二王門」(重要文化財)や「五重塔」(重要文化財)などがあり、
御所の名残りを留める仁和寺御殿や江戸時代の池泉回遊式庭園もあります。

また、境内にある「仁和寺霊宝館」には、「阿弥陀三尊像」(国宝)、
「孔雀明王像」(国宝)、「三十帖冊子」(国宝)など多くの寺宝があります。





●天龍寺(てんりゅうじ)


1994年(平成6)「古都京都の文化財」として、
世界文化遺産に登録されました。


臨済宗天龍寺派の総本山で、足利尊氏が
後醍醐天皇の霊を慰めるため、
1339年(暦応2)に創建した禅寺です。

たびたびの火災で創建当時の面影はなく、
現在の諸堂は明治時代に再建されたものです。

夢窓国師作の池泉回遊式庭園は、曹源池を中心に嵐山や亀山を借景とする
池泉回遊式の庭園で、日本で初めて特別名勝に指定された廻遊式庭園です。

これを喫する者は愛と幸を受けると伝えらる「愛の泉」という、80mの地下から
涌き出る霊泉や、中国より伝来した「平和観音」があります。





●西芳寺 (さいほうじ) 通称名称 苔寺 (こけでら)


1994年(平成6)「古都京都の文化財」として、
世界文化遺産に登録されました。


暦応2年(1339)、藤原親秀が夢窓疎石を招いて
再建した寺です。

上段の枯山水庭園と、下段の池泉回遊式庭園の二段で構成されている
有名な西芳寺庭園も、夢窓疎石の作庭によるものです。

史跡、特別名勝に指定されていて、足利義政が、東山殿(銀閣寺)をつくる際に、
この庭を手本としたといわれています。




 
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